住宅性能表示における防犯性能表示事項の追加

防犯に関すること

住宅性能表示制度の性能表示事項は住宅取得者のニーズが強いと考えられる共通事項において評価するよう設定されています。最近の住宅侵入犯罪に対する国民の意識の高まりを受け、今回の改定で10番目の評価項目として「防犯に関すること」が追加されました。(平成18年4月1日施工)

I 防犯に関すること
評価事項・・・・・侵入が可能な規模の開口部について、侵入防止上有効な対策が講じられていること。
評価基準・・・・・官民合同会議の共通標章(CPラベル)の貼付または部品ごとの納品書等で確認する。

開口部の侵入防止対策の概要(一戸建ての住宅)

住宅の開口部は、外部からの接近のしやすさに応じて区分され、すべての開口部は侵入防止対策上、有効な措置が講じられているかを評価します。

戸建住宅の評価 矢印 一定以上の
開口面積*1
矢印 1階
部分
矢印 a:出入口(玄関、勝手口)
●外鍵のついている商品(サッシのテラス戸は含まない)
矢印 区分毎に性能評価
有り/無し


性能の有無とは
防犯建物部品で
あるか/ないか
b:侵入の為の破壊作業が出来る範囲にある開口部*2
●地面からバルコニーに上がった状態から手の届く範囲に設置されている開口部
矢印
c:a、b以外の開口部(高窓、天窓*3など)
●通常手の届かない場所に設置されている開口部、屋根に設置される天窓
矢印
2階
部分
矢印 b:侵入の為の破壊作業が出来る範囲にある開口部
●地面からバルコニーに上がった状態から手の届く範囲に設置されている開口部
矢印
一定未満の
開口面積*1
<評価対象外>
c:a、b以外の開口部(高窓、天窓*3など)
●通常手の届かない場所に設置されている開口部、屋根に設置される天窓
矢印

*1 次に掲げる大きさの断面のブロックのいずれかが通過可能な開口部
   (サッシ内法寸法w×hの範囲内で通過するかどうか)
   @400mm×250mmの長方形
   A400mm×300mmの楕円形
   B直径が350mmの円

*2 地面から開口部の下端までの高さが2m以下、またはバルコニー等から開口部の下端までの高さが2m以下 
   かつバルコニー等から当該開口部までの水平距離が0.9m以下であるもの。(aに該当するものを除く)

*3 屋根角度30°以上の場所に設置される天窓は評価対象外。

開口部の侵入防止対策の概要(一戸建て住宅)

開口部の侵入防止対策の概要(共同住宅)

共同住宅の開口部は、「建物出入口の在する階の住戸」と「それ以外の住戸」に区分され、すべての開口部が侵入防止対策上有効な措置が講じられているか否かを評価されます。

共同住宅・建物出入口の在する階の住戸

共同住宅の評価 矢印 一定以上の
開口面積*1
矢印 a:住戸の出入口(玄関)
●外鍵付のもの(サッシのテラス戸は含まない)
矢印 区分毎に性能評価
有り/無し


性能の有無とは
防犯建物部品で
あるか/ないか
b:侵入の為の破壊作業が出来る範囲にある開口部*2
地面、共用廊下、共用階段から手の届く範囲に設置されている開口部
地面、バルコニー等から手の届く範囲に設置されている開口部
矢印
一定未満の
開口面積*1
<評価対象外>
c:a、b以外の開口部(高窓、トップライト)*3
●通常手の届かない場所に設置されている開口部、屋根に設置されるトップライト
矢印

*1 次に掲げる大きさの断面のブロックのいずれかが通過可能か否かで判定する
   (サッシ内法寸法w×hの範囲内で通過するかどうか)
   @400mm×250mmの長方形
   A400mm×300mmの楕円形
   B直径が350mmの円

*2 地面、共用廊下、共用階段、バルコニー等から開口部の下端までの高さが2m以下、または用廊下、共用階段
   バルコニー等から開口部までの水平距離が0.9m以下であるもの。(aに該当するものを除く)「建物出入口の無い階」
   は接近のし易さと発生頻度の違いからb@とbAに区分している。

*3 屋根角度30°以上の場所に設置されるトップライトは評価対象外。

開口部の侵入防止対策の概要(共同住宅)
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